目には見えなくても、私たちが暮らす日常空間には様々な細菌が潜んでいます。 その対策として有効な手段が、微量の精製塩を加えた水を電気分解して生成する「電解水」。 洗浄力の「アルカリ性電解水」と除菌力の「酸性電解水」が、食中毒や院内感染の防止に活躍します。 しかも、生成には薬品類をいっさい使用しないため、安心してご使用いただけます。 食品業界や福祉施設をはじめ幅広いシーンで、清潔な環境作りをサポートします。
電解水の生成に必要なのは
「水」と「塩」と「電気」だけ
電解水の生成に特別な原料は必要ありません。必要なのは「水」と「塩」と「電気」だけ。水道水に含まれているカルキや有機化合物、ミネラル、チリ、ゴミ等を軟水器とフィルターを通して徹底的に除去。 この水と塩水を電気分解することにより、「強アルカリ性電解水」と「強酸性電解水」が生成されます。
マイナス(-)の電極側から洗浄力の高いpH約12.0の強アルカリ性電解水と、プラス(+)の電極側から除菌力の高いpH約3.0(有効塩素濃度20~70ppm)の強酸性電解水が生成されます。
2つの力が洗浄・除菌に効果を発揮
菌が汚れの中に潜んでいる場合、通常の除菌剤だけでは菌を覆っている汚れにガードされてしまい、充分な除菌効果を発揮することができません。そこで、洗浄力&除菌力、W効果の「電解水」。まず「アルカリ性電解水」で、細菌の温床や臭いの元となるたんぱく質・油脂汚れを分解洗浄。その後「酸性電解水」で菌を除去します。
さまざまな脅威を招く病原菌を除菌
強酸性電解水が食中毒の原因となる大腸菌やサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌などを除菌します。
- 大腸菌、O-157、O-111 [食中毒]
- リステリア菌 [食中毒]
- 黄色ブドウ球菌 [食中毒]
- サルモネラ菌 [食中毒]
- MRSA [院内感染]
- 腸炎ビブリオ [食中毒]
- セレウス菌 [食中毒]
- 溶血性連鎖球菌 [院内感染]
- 緑膿菌 [院内感染/眼疾患/下痢]
- 赤色酵母 [水まわりの赤色発色 真菌]
- カンピロバクター [食中毒]
- レジオネラ菌 [飛沫感染/空気感染/肺炎]
導入事例
レストラン・キッチン・厨房
食の安全が叫ばれて久しい昨今ですが、それでもなお、食中毒の発生件数は一向に減る気配を見せません。 細菌やウイルスから身を守るには、「食中毒予防の3原則(菌を付けない、増やさない、除去する)」や「食品衛生7S(整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・しつけ・清潔)」を踏まえ、 環境衛生についての徹底した施策が重要です。 これをサポートするのが電解水の洗浄・除菌効果。調理場・調理器具から、食材・食品の保管スペースまで。食にまつわる衛生管理に、電解水が活躍します。
介護サービス施設
腸管出血性大腸菌O-157やサルモネラなど、少数の菌でも感染・発症に至る感染型食中毒の集団発生が高齢者施設で多く見られます。高齢者は基礎疾患を持 ち、あるいは免疫力が低下している方が多いために、どうしても感染の危険性が高くなることが否めません。そこで、電解水。衣類やシーツの洗濯をはじめ、食 器・食材、介護用具、来訪者・職員の手指洗浄まで、生活空間としての施設全体を電解水の衛生力がカバーします。しかも、既存の消毒液などのような「薬液」 でないために高齢者施設でも安心して使用できます。
パブリックスペースの清掃
ビル、ホテル、商業施設、駅。不特定多数の人が集うパブリックスペースにおいては、往来する人数の増加に比例して菌との接触確率も必然的に高まります。 だからといって、ある空間において病原菌の保菌者を即時に特定し排除することは事実上不可能。 施設管理者にできうる現実的な対策は、その空間を最大限「清潔」に保つこと。その要求に電解水の洗浄・除菌効果が応えます。 また、電解水を使った清掃なら二度拭きが要らず、清掃の手間も省け、効率よい清掃作業が実現。管理する場所が多ければ多いほど、電解水が役立ちます。
製品ラインナップ
@手洗い
非接触式ハンドセンサー搭載。手をかざすだけで、次亜塩素酸水(酸性電解水)がすぐに出ます。用途に合わせて塩素レベル、吐出時間、生成量などの細やかな調整が可能。施設の衛生管理や食品の雑菌、調理器具の洗浄や脱臭にも効果的です。幼稚園・保育園・家庭でのご利用を考えて、使いやすさを実現いたしました。
ESS-300 オールインワンタイプ
酸性電解水、アルカリ電解水、各300L。オールインワンタイプのESS。
電力:単相200V 50Hz/60Hz
ESS-ZERO 初めてのタンクレスタイプ
貯留0リッターで驚きの省スペースを実現。初めてのタンクレスタイプ。
電力:単相100V 50Hz/60Hz 1.0kVA(10A)
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